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放送日2025年02月05日~
多摩市定例記者会見
多摩市
1月31日(金)、多摩市関戸の多摩市役所で、「多摩市定例記者会見」が行われました。
今回は、「民生委員の欠員地区で新たな地域の見守り活動の実施」「公園の健康遊具の使い方を紹介するリーフレットや動画を作成」について発表がありました。
はじめに、民生委員の欠員を補う、新たな地域の見守り活動についてです。
多摩市では現在、地域で活動する民生委員の欠員が発生し、その担い手不足が大きな問題となっています。
こうした背景をもとに、市では、市内にキャンパスがある大妻女子大学と連携し、昨年12月から大学生による高齢者の見守りや訪問活動を試行的に実施しています。
「多摩市民生・児童委員 友愛(ゆうあい)フレンズ事業」と題したこの取り組みでは、対象となる学生を「友愛フレンズ」として登録し、月1回程度の高齢者見守り活動を行います。
活動の内容は、大学のゼミ担当教員を通じて 市や、民生委員協議会などに共有され、必要に応じて関係機関への情報提供も行なわれるということです。
この日の会見には、実際に活動を行った学生も出席し、その感想を語りました。
今回の実施は、今年3月まで行われる予定で、市では、こうした取り組みを通して民生委員の欠員を地域の力でカバーし、福祉の増進を図ることができる体制の構築を目指していきたいということです。
続いて、「公園の健康遊具紹介のリーフレット作成」についてです。
誰もが健康で幸せに暮らせる「健幸(けんこう)都市」を掲げる多摩市では、市民のさらなる健康増進を目指すため、今回、市内の公園にある健康遊具の効果的な使い方を紹介するリーフレットを作成しました。
これは、幅広い世代の人たちに公園の健康遊具を利用してもらおうと作られたもので、市内11か所の公園に設置されているさまざまな健康遊具をつかったトレーニング方法などが詳しく掲載されています。
また、健康遊具のある公園場所については、スマートフォンの地図アプリで検索できるQRコードなども掲載されています。
このリーフレットは、市役所や公民館などに置かれているほか、市のホームページでも公開されるということです。
また、このリーフレットで紹介しきれなかった健康遊具を含め、全ての遊具の使い方を紹介する動画を制作しているということで、動画は多摩市公式ユーチューブにて2月中旬より公開予定ということです。
その他会見では、毎年恒例の「健幸まちづくりに関するシンポジウム」や、多摩センター地区活性化の社会実験として行われるプロジェクションマッピングなど、今後市内で行われるご覧の催し物について紹介がありました。