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放送日2025年02月02日~
ベネッセスタードームリニューアルオープン
多摩市
多摩市落合のベネッセコーポレーション東京本部内にある「ベネッセスタードーム」が、このたび、リニューアルオープンしました。
「ベネッセスタードーム」は、1994年に竣工したベネッセコーポレーション東京ビルの最上階にあるプラネタリウムで、これまで、多摩地域の人たちをはじめとした、多くの皆さんに親しまれてきました。
今回のリニューアルは、ベネッセコーポレーション創業70周年にあわせて行われたもので、1月27日(月)には、地域の人たちを招いての内覧会が開かれました。
内覧会では、はじめに、ベネッセホールディングス執行役員CCOでコーポレート・コミュニケーション本部の増本勝彦本部長から、リニューアルにあたっての思いが語られました。
ベネッセスタードームのリニューアルは、オープン当時の代表取締役社長で、現在はベネッセホールディングス名誉顧問である福武總一郎さんの発案により行われたもので、ベネッセの企業理念である「よく生きる」に立ち返り、訪れた人たちに、「宇宙を通じて、生きている奇跡を実感できる場にしてほしい」という願いが込められています。
今回のリニューアルでは、最新鋭の機器として、超高輝度のLEDを使った光学式投映機「コスモリープ シグマ」を導入。
独自の投影方式により、ひとつひとつの星の明るさが忠実に再現された、美しい星空を見ることができます。
また、高輝度4Kプロジェクターを採用したデジタル式プラネタリウム投映機なども導入され、迫力ある高精細映像で国内最高峰の明るさを備えたプラネタリウムに進化したということです。
館内の座席数は、61席で、ほかにも、臨場感あふれるサウンドシステムや、よりリラックスして星空を鑑賞できる「寝ころびスペース」なども設けられ、壮大な宇宙の世界を堪能できるさまざまな工夫が凝らされています。
そしてこの日は、一般公開を前に、リニューアルを記念した新たなプラネタリウム番組が上映されました。
「コズミック・クルーズ大宇宙と私たち」と題したこちらの番組は、地球や太陽、宇宙の誕生について最新科学で解き明かしていくというもので、訪れた皆さんは、迫力満点の映像に心奪われた様子で見入っていました。
「ベネッセスタードーム」は、主に、土・日・祝日に一般公開されるということです。
施設を運営するベネッセコーポレーションでは、今後、この場所で、学校や教育関係者を招いた授業なども企画し、地域の人たちとともに、プラネタリウムを活用した様々な試みを行っていきたいということです。