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放送日2025年01月29日~
第22回 多摩市公立小・中学校連合図画工作・美術展
多摩市
1月25日(土)から30日(木)まで、多摩市落合のパルテノン多摩で、「第22回 多摩市公立小・中学校連合図画工作・美術展」が行われました。
この催しは、多摩市の公立小・中学校の児童・生徒が授業で制作した図画工作や美術作品を一堂に集めた展覧会で、会場には、小学校17校、中学校9校から出展された合計1,961点の作品が展示されました。
会場のひとつ、市民ギャラリーでは、中学生の作品が学校ごとに展示されています。
こちらは、青陵中学校1年生の作品です。
「ポスタリゼーション」という技法を用いて、人物や動物を描いたこちらの作品では、色の濃淡や明暗をはっきりさせることで絵がより立体的に見えるということで、訪れた人たちの目を引いていました。
また、こちらは聖ヶ丘中学校3年生が制作した「うちわ」です。
すいかや花火をモチーフに、ひとりひとりが考えた夏を感じさせる思い思いの絵が、水墨画の描法を使って描かれていて、個性あふれる作品が多く見られました。
オープンスタジオでは、小学校の作品が展示されていました。
絵の具やクレヨンで描いた絵や、様々な素材を切り貼りしたものなど、子どもたちの自由な発想でつくられた作品が壁一面に並びます。
こちらの「やきもの」のコーナーでは、一つ一つ表情が異なるシーサーが展示されていて、来場者の目を楽しませていました。
一方こちらは、特別支援学級の皆さんによる「ニコニコ動物園」のコーナーです。
今年の干支(えと)である蛇や、段ボールで作られたゾウやキリンなど可愛らしい作品の数々が展示されたということで、出来栄えの素晴らしさに、訪れた人たちは、感心した様子で見入っていました。
その他にも、木や粘土など様々な素材を使った作品が会場いっぱいに並び、自分が制作した作品と一緒に記念撮影をする子どもの姿や、我が子の力作を一目見ようと訪れた家族の姿も多く見られました。