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放送日2025年01月29日~
公園の魅力再発見! ときめきフェス
多摩市
1月25日(土)、多摩市連光寺の大谷戸公園などを会場に、「公園の魅力再発見! ときめきフェス」が行われました。
多摩市内には208の公園・緑地がありますが、その多くは開園から30年以上が経過し、施設の老朽化や社会情勢の変化に伴うリニューアルが求められています。
市では、令和5年度に「多摩市パークマネジメント計画」を策定し、市民のニーズに合わせた公園づくりに向けて、地域の住民と意見交換をしながら検討を進めていくこととしています。
検討の中では、昨年、大谷戸公園エリアと諏訪エリアの公園の使い方やルールについて、2回のワークショップを開催。
その中で寄せられた公園利用についての意見を精査して、今回、大谷戸公園をはじめとした4つの公園を会場に、「実証実験」としてイベントを開催しました。
この日、大谷戸公園では、テーマごとにエリア分けが設けられ、物販エリアでは、多摩市内外で活動しているクラフト作家が制作した手作りアクセサリーやキーホルダーなどの販売や、もの作り体験ができるワークショップが並び、集まった人たちは、お気に入りの商品を探したり、自分だけのオリジナルの一品を作りあげていました。
また、音楽ステージでは、様々なパフォーマンスが行われたほか、参加型のセッションもあり、バンド演奏をバックに堂々と歌声を披露する女の子や、フラダンスの無料レッスンでは、先生に教わった「波やヤシの木」の動きを見事に表現した踊りを披露する子どもたちの姿もみられ、会場は大いに盛り上がりました。
その他、「誰もが、一緒に楽しく遊べる」をテーマにしたインクルーシブエリアでは、仮設の遊具が設置され、普段、公園にはあまり見られない珍しい遊具が並び、小さい子どもたちの人気を集めていました。
また、大谷戸公園に隣接した聖ヶ丘第1児童公園では、「日常利用の実践の場」をテーマに、ゆったりと公園で過ごす空間づくりとしてハンモックが設置されたり、自然栽培のゆずを使ったドリンクやお菓子を販売するコミュニティカフェがオープンしていました。
その他にも、子どもたちが楽しめる楽器を用意し、みんなで演奏を楽しむコーナーもあり、来場した人たちは、新たな公園の利用法を提案するそれぞれのエリアを、家族や友達同士で楽しんでいました。