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放送日2024年11月27日~
八王子市定例記者会見
八王子市
11月22日(金)、八王子市元本郷町の八王子市役所で、「定例記者会見」が行われました。
今回は、「補正予算(案)の概要」「スポーツクラブ「メガロス八王子」との共創」「ゼロカーボンシティの実現に向け市施設へEV充電器を設置」「市と警察署と学校が連携し「闇バイト」の危険性を訴え」「ジョブ型の庁内公募制度を開始」について発表がありました。
まずは、令和6年度11月補正予算案についてです。
今回は一般会計補正予算で、物価高騰の影響を受けている保育所等・158施設への光熱費の一部補助や、都へ委託している「常備消防事務」の委託金額確定に伴う不足額の補正など、合わせて1億3,200万円を増額計上し、補正後の一般会計予算額は、2,392億5,900万円となるということです。
続いては、市内施設への「EV充電器」の設置についてです。
市では、ゼロカーボンシティの実現に向け、「八王子市地球温暖化対策地域推進計画」を策定し各種取り組みを行っていますが、このたび、充電サービス事業者と協定を締結し、市内の施設に電気自動車用充電器を設置することになったと発表がありました。
この協定では、サービス事業者が充電器の設置から運用までを行うため、市は負担なく、施設への充電器導入を進めることができます。
充電器は、市役所本庁舎や長池公園など、合計14か所の施設や公園などに設置される予定で、今後は12月下旬に都へ補助金申請を行い、申請採択後には、来年1月以降順次、充電器設置と運用開始をするということです。
続いて、「闇バイト」の注意を呼び掛ける取り組みについてです。
現在、社会問題ともなっている「闇バイト」の防止に向け、八王子市では、警察署と連携し、市内の小中学校などの児童生徒に対する各種啓発活動を行うことになり、会見ではその内容について、発表がありました。
この取り組みでは、警察官が学校での防犯講話を行うほか、市内の全小中義務教育学校の5年生以上を対象に「闇バイト防止クイズ」を活用した防犯教育を実施するということです。
このクイズは、児童生徒に支給されている学習用端末上で行うもので、危険な求人情報の特徴などをあげて違法な「闇バイト」を見分ける方法を考える内容になっているということです。
そのほか会見では、市の健康施策や市内団体の活動がそれぞれ賞を受賞したことや、市内中心市街地のトイレ環境づくりに関するアンケートの実施についてなどの報告がありました。