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放送日2024年11月24日~
八王子市・苫小牧市・日光市姉妹都市盟約50周年記念事業「三都絆祭」
八王子市
11月17日(日)、八王子市明神町の東京たま未来メッセとえきまえテラスで、「八王子市・苫小牧市・日光市姉妹都市盟約50周年記念事業 三都絆祭」が開催されました。
八王子市と北海道苫小牧市、栃木県日光市は、江戸時代の武士団・八王子千人同心の縁をきっかけに、姉妹都市の盟約を結んでいます。
今年は、その盟約が50周年を迎えることから、三都市の絆を未来へと受け継いでいこうと、三市の魅力や歴史を楽しみながら体験できるイベント「三都絆祭」が行われることになりました。
午前10時から行われた記念式典では、はじめに、ウェルカムステージとして、八王子学園 八王子高等学校吹奏楽部が、おそろいの衣装で息のあった演奏を披露。その躍動感あふれるパフォーマンスでイベントの幕開けを祝いました。
続いて、八王子消防記念会の皆さんによる木遣とともに、三市の市長がステージに登場し、それぞれに姉妹都市盟約50周年を祝って式辞を述べました。
挨拶に続いて、ステージでは、三市の郷土芸能が披露されました。
日光市からは、のりがおか雅楽会が出演し「越天楽」を披露。苫小牧市からは、八王子千人同心の功績を伝えようと創設された「勇払千人隊芸能保存会」が、踊りや太鼓を映像で紹介しました。
また、八王子市からは、国の重要無形民俗文化財に指定されている八王子車人形が披露され、会場に集まった人たちは、未来への願いを新たにしながら見入っている様子でした。
一方、こちらは、3市の魅力を感じることができる体験や、物産販売などのブースです。
会場には、3市の食材を使用した「ホッキカレー」をはじめ、日光市のいちごや、八王子市の織物製品など、それぞれの市の特産品の販売ブースが並び、訪れた人たちは、興味深そうに各ブースをまわり、お気に入りの商品を手に取っていました。
また、多くの人でにぎわっていた八王子織物工業組合の手織り体験コーナーでは、子どもたちが手と足を動かして織機を操り、布を織る体験を楽しんでいました。
そして別のフロアでは、3市の伝統工芸品などを作る体験が行われました。
八王子市のブースでは、木材の表面を削る道具・かんなを使った箸づくりやバッグなどへの型染体験が、日光市のブースでは、日光彫りの体験などが行われました。
日光彫りを体験した皆さんは、漆器店の彫師を講師に、ひっかき刀という独特の形をした道具を使って作品を作り上げていました。
その他、えきまえテラス会場には、たくさんの飲食店が出店し、昼時になると、大勢の人たちが列を作って美味しそうな商品を買い求めるなど、思い思いにイベントを楽しんでいました。