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放送日2025年12月21日~
タマリズムコンテスト ドラフト会議・最終審査会
八王子市
12月15日(月)、八王子市明神町の東京たま未来メッセで、「タマリズムコンテストドラフト会議・最終審査会」が行われました。
「タマリズムコンテスト」は、大学生などでつくるチームを対象に多摩地域の活性化につながるアイデア企画を公募し、自治体や企業と連携しながら事業の構築と実現を目指すというもので、今年で5年目を迎えます。
今年も「観光まちづくり」をテーマにコンテストが行われ、エントリーした19チームのうち、一次審査を通過した10チームが、この日、自治体や企業関係者を前にプレゼンテーションを行う最終審査会に臨みました。
コンテストでははじめに、加藤大輔実行委員長が登壇し、
「これから熱のこもった学生の発表があると思いますが、表彰をするとともに、お越しいただいた企業の皆さんと大学生チームが新たにつながり、実装化に向けて動きが生まれるきっかけになれば嬉しいです」などと挨拶を述べていました。
そしていよいよ、学生たちによる公開プレゼンテーションが始まります。
プレゼンテーションの中では、自分の好みにあったユニークな旅をAIコンシェルジュが考えてくれるといったアイデアや、多摩中央公園の中で「バーチャル動物園」という非日常体験を提供しようという試み、そして、高尾山だけでない地域の強みをアピールする案として、八王子の中町の魅力を知ってもらうモニターツアーの実施など、様々なアイデアが提案されました。
その他にも、稲城市の活性化アイデアとして、地域の知名度アップを目指すロゴの制作や商品開発に力を入れてきたことなどを発表するチームや、俳句を使った観光振興策を提案するチームも登場し、会場に集まった皆さんは、学生たちの熱意ある発表に真剣な様子で耳を傾けていました。
また、それぞれのチームの発表のあとには、質疑応答の時間が設けられ、審査員からの鋭い質問に対して学生たちは、自分たちの企画に対する思いを語っていました。
そして、すべてのチームのプレゼンテーションが終わると、いよいよ審査発表です。
今年のコンテストで最優秀賞を受賞したのは、街の文化を体験で伝え、市街地への回遊と継続的な誘客につなげるモニターツアーを実施した「桜美林大学 よこはち∞」の皆さん。
また、「明治大学 TAMAction」と「神奈川大学 いいなぎプランナーズ」が優秀賞を、「東京造形大学 奥の細道」が特別賞を受賞しました。
受賞チームの皆さんは、表彰状と記念品を受け取ると嬉しそうな笑顔を浮かべていました。







