町田市防災フェスタ2025

現在放送中

放送日2025年11月09日~

町田市防災フェスタ2025

町田市

11月2日(日)、町田市中町の「町田シバヒロ」と町田第一小学校で、町田市防災フェスタ2025が行われました。
これは、幅広い世代の防災意識の向上を目指し、楽しみながら学べる体験型の防災イベントとして開催されたものです。

会場となった町田第一小のグラウンドには防災関係機関による体験や展示のブースが数多く並んでいました。
こちらの、町田市消防団のブースでは、「心肺蘇生法」の体験が行われ、消防団員から心臓マッサージやAEDの扱い方の説明を聞いた来場者の皆さんは、体験をしながら救命処置の重要性を学んでいました。
また、町田消防署のブースでは、煙体験や、訓練用の消火器を使った初期消火訓練が行われました。

多くの参加者の人気を集めていたのがこちらの「町田市建設業協会」のブース。
こちらでは、建設機械の操作体験が行われ、運転席に座った子どもたちは、災害で倒れた樹木を撤去するという想定のもと、作業員と一緒に真剣な表情で機械を操作していました。
また、会場では「スプレー缶を加熱したらどうなるか」という実験が披露されました。
作業員が火をつけスプレー缶が火に包まれると・・・
大きな爆発音に会場のみなさんは驚きの声を上げていました。

その後、町田消防署による救助演習として、学校の屋上から逃げ遅れた人を救助する訓練の実演が行われました。
演習のなかでは、斜めに張ったロープを使って要救助者を乗せた担架を下ろしていきます。
そして最後は隊員が屋上から緊急脱出を行い、演習は無事終了しました。
安全・確実・迅速に行動する隊員の皆さんの姿に集まった皆さんからは、大きな拍手が送られていました。

その他にも、もうひとつの会場である町田シバヒロでは非常食・防災会の紹介や、6リットルの非常用の給水袋の重さを体感するコーナー、「通電火災」に備える「感震ブレーカー」の紹介など様々な展示や体験が行われたほか、映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の撮影で使用された車両の展示なども行われ、会場は多くの人で、にぎわっていました。

来場者のみなさんは、いろいろな展示や体験を通して、最新の防災情報を確認し、災害への備えについて理解を深めているようでした。