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放送日2025年10月22日~
EXPLOSION & EXPANSION 爆発と拡張 ─多摩美術大学の制作の現場から
八王子市
10月19日(日)から11月3日(月)まで、町田市小山ケ丘の多摩美術大学BLUE CUBEでは、「EXPLOSION & EXPANSION 爆発と拡張 -多摩美術大学の制作の現場から」という展覧会が行われています。
今回の展覧会は多摩美術大学の創立90周年事業として行われ、展覧会初日の前日、18日(土)には、大学関係者が集まり開幕式が行われました。
展覧会の会場は、2022年に大学の付属施設となった「BLUE CUBE」。
元はドイツに本社をおくスーパーマーケットの店舗跡地で、建物内部は、そのままになっています。
今回の展覧会について、そして、今後の施設の活用方針について、展覧会監修者の多摩美術大学美術館 大島館長から説明がありました。
「爆発と拡張」と題した、今回の企画展。
スーパーマーケットの構造が残された特殊な雰囲気を持つ展示会場には、多摩美術大学に在籍している学生および助手・副手13名と3グループによる、個性あふれるエネルギッシュな作品41点が展示されています。
グラフィックデザイン学科4年の大島宏士郎さんの作品は、心臓や骨格など人体を解剖学的視点で表現した、グラフィックデザイン、立体造形、映像で未来的な人体を解剖図として表現しています。
大島さんは、大きな展示スペースで作品を展示することは初めてということで、今回、半年の時間をかけてすべての作品を仕上げたということです。
そして美術研究科博士課程 彫刻専攻2年の紫谷きづなさんは、日常的な家具をモチーフに木彫作品を制作。
会場にはベッドやソファー、カーペットなど「使えるけど使いにくい」がコンセプトの作品が並んでいます。
そして、展示スぺースの中央には、カシノキとケヤキの木材で、素材の形状を生かした新作の「シャンデリア」が展示されていました。
展覧会「EXPLOSION & EXPANSION 爆発と拡張 ─多摩美術大学の制作の現場から」は、11月3日(月)まで多摩美術大学BLUE CUBEで開催されます。