多摩ランタンフェスティバル2025

現在放送中

放送日2025年10月15日~

多摩ランタンフェスティバル2025

多摩市

10月6日(月)から12日(日)まで、多摩市豊ヶ丘のJ Smile多摩八角堂などを会場に、「多摩ランタンフェスティバル2025」が開催されました。

このフェスティバルは、住民・団体・企業などが一体となって実施しているイベントで、「八角堂周辺は夜が暗い、夜の居場所がない」という地域住民の声を受けて、2019年にスタートし、今年で7回目となります。今回も200個のベトナムランタンが、J Smile 多摩八角堂を、やさしい灯りで照らしていました。

期間中の11日(土)と12日(日)の2日間は、メインイベントデーと題し、八角堂の周辺や近隣の商店街などで様々なイベントが行われました。豊ヶ丘商店街と貝取商店街では、地域の子どもたちが事前に行われたワークショップで製作した「たまのニューランタン」が飾られ、いつもの商店街が、この日だけは幻想的な風景に様変わりしていました。

パフォーマンスステージでは、ランタンフェスにゆかりのあるアーティストたちがミニライブを披露していました。そこに集まってきた、きらきら光る集団。これはランタンパレードに参加する子どもたちとアーティストの皆さんです。事前に行われたワークショップで製作した、きらきらと光る衣装に身を包んだ子どもたちが、多摩ニュータウンをイメージした山車と一緒にパレードを行います。
取材に伺ったメインイベントの初日は、小雨が降る中での開催だったため、ルートを変更して、短い距離でのパレードとなりましたが、皆さん楽しそうに夜の商店街を練り歩いていました。

また会場内には、ベトナムや台湾、韓国料理といった異国情緒あふれるメニューを販売するキッチンカーに並んで、富山県滑川市の物産販売のブースが出店していました。実はランタンフェスで飾られている、こちらのベトナムランタンは、来年で17回目を迎える「なめりかわベトナムランタンまつり」の主催団体から一部を借用していて、それが縁で、ここ数年、ブースの出展を行っています。ますずしやホタルイカといった北陸ならではの特産品が数多く並び、来場した皆さんは、普段味わうことのできない海産物を買い求めていました。

メインイベントの初日は、あいにくの小雨が降る中での開催となりましたが、悪天候にもかかわらず、会場には多くの来場者が詰めかけ、思い思いにイベントを楽しんでいる様でした。