第24回 稲城阿波おどり大会

現在放送中

放送日2025年09月10日~

第24回 稲城阿波おどり大会

稲城市

9月6日(土)、稲城市矢野口の京王よみうりランド駅周辺で、「第24回 稲城阿波おどり大会」が行われました。

毎年この時期の恒例行事となっている稲城の阿波おどり大会も今年で24回目を迎え、今年も、地元・稲城市をはじめ、高円寺や小金井・三鷹など近隣の地域から、合計14の阿波踊り団体が参加しました。
はじめに、メイン会場である京王よみうりランド駅前では、開会式が行われ、実行委員長や関係者による挨拶がありました。

稲城阿波おどり大会では毎年、メイン会場以外にも、2つの会場で踊りが披露されます。
「弁天通り」と「ランド駅北通り」の会場では、沿道に集まった観客の前で、各団体による「流し踊り」が行われていました。
色鮮やかな衣装で舞う踊り手のみなさんは大きな掛け声と迫力のある踊りを披露し、どちらの会場も大きな盛り上がりを見せていました。
そして、メイン会場である京王よみうりランド駅前の演舞場では、スペースを広々と使った各団体の踊りを見ることができます。

はじめに登場したのは、「子どもの森連」のみなさん。
こちらの団体は、地元の矢野口幼稚園とザザンヒルズこども園に通う子どもたち、そしてお母さん、お父さんたちで構成されたグループで毎年この稲城阿波おどり大会に参加しています。
会場を練り歩きながら、笛や太鼓のリズムに合わせて飛んだり跳ねたりと、みなさん、元気いっぱいに阿波踊りを楽しんでいるようでした。

続いて登場したのは、「創作舞踊集団寶船」の皆さん。
世界に阿波踊りを広げる活動として、これまで26か国で踊りを披露してきたというメンバーの皆さんは、特徴的な赤い衣装を身に付けて、オリジナルの演舞を繰り広げ、そのステージは大いに盛り上がりを見せていました。

そして、稲城市を代表する阿波踊り連として、長く活動を続けている「乙奴連」の皆さんは、今年も、子どもから大人まで幅広い年代で出演し、この日のために練習を重ねてきた踊りを披露しました。
踊りは、特徴的な鳴り物のリズムから男踊りの小気味良いステップへと続き、最後に息の合った美しい女踊りが披露されると、会場からは盛大な拍手が贈られていました。

その後もメイン会場では、出演団体による、様々な阿波踊りが披露され、会場を訪れた人は、手拍子を打ったり、声援を送ったりして、年に一度の阿波踊り大会を、大いに楽しんでいるようでした。