夏季企画展「開館95周年 記念館のみた風景」

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放送日2025年08月31日~

夏季企画展「開館95周年 記念館のみた風景」

多摩市

多摩市連光寺の旧多摩聖蹟記念館では現在、2025年度夏季企画展「記念館のみた風景」が行われています。

これは、記念館の開館95周年と、関戸駅の開業100周年を記念して企画されたもので、会場には、戦前から現在までの記念館周辺の航空写真や風景写真が43点展示されています。

1969年と2023年に、連光寺地区から、大栗橋や聖蹟桜ヶ丘方面に向けて撮影した比較写真からは、昔は、大栗橋と周辺の田畑のみだった街並みが、およそ50年経った現在、手前には鎌倉街道が走ったことで、交通の便が格段に良くなり、周辺には家屋が多く立ち並ぶなど、町が大きく発展した様子を見ることができます。
また、1966年と1997年に撮影された記念館の航空写真からは、およそ30年の間に樹木があった場所が切り開かれて土地開発が進み、人の住む地域が拡大していることがわかります。

その他にも、多摩市の東部からおよそ10年ごとに撮影された写真の展示や、記念館周辺の空撮映像の上映なども行われ、訪れた人は、地域の変遷に思いをはせている様子でした。

企画展「記念館のみた風景」は、9月28日(日)まで、多摩市の旧聖蹟記念館で開催されています。