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放送日2025年08月20日~
FUTURE PARK LAB 2025 Summer
町田市
8月16日(土)、町田市原町田の芹ヶ谷公園で、「FUTURE PARK LAB 2025 Summer」が行われました。
芹ヶ谷公園では、園内の豊かな自然を感じながら町田市の文化や芸術を学び、楽しむことができる体験型の公園を目指し、「芸術の杜・パークミュージアム」プロジェクトを立ち上げ、様々な取り組みを行っています。
このイベント「FUTURE PARK LAB」は、プロジェクトの目指すコンセプトを多くの人に知ってもらおうと、毎年季節ごとに年4回程度開かれているもので、会場では、町田市にゆかりのあるアーティストや市内にキャンパスがある玉川大学などが協力し、さまざまなアート体験ができるワークショップが行われました。
町田市立国際版画美術館で行われたのが影絵の人形作りのワークショップです。
こちらでは、影絵師で音楽家の「川村亘平斎」さんの指導のもと、「芹ヶ谷公園に生息するかもしれない、想像上のいきもの」というテーマで、影絵の人形を制作します。
参加した皆さんは、図鑑などを参考にしながらそれぞれが考えた「想像上のいきもの」をかいた厚紙を、切り抜いていきます。
影絵を映し出したときに、模様がきれいに出るように穴をあけたり、人形に動きを付けられるよう、二枚の厚紙をピンでとめるなど、参加した子どもたちは、お父さんお母さんと協力しながら人形を完成させていました。
そして最後は、川村さんと影絵を出しながら、どんな人形を作ったのかを発表しました。
公園内のあずまやでは、玉川大学の学生によるライトアップイベントが行われました。
4か月の制作期間をかけて作り上げた「金魚のねぶた」が主役の、この作品。
「ねぶた」には「病気を追い払う」という意味があり、赤い金魚には「魔除け」の願いが込められているそうで、会場では、学生のみなさんの思いがこもった金魚が幻想的な光を放ち、来場者の注目を集めていました。
そのほかにも会場では、町田市立博物館の収蔵作品をモチーフにした動物のランプを探す企画や、閉館後の版画美術館を探検する「ナイトミュージアム」などが行われ、来場した皆さんは、園内のスペースを活用した様々な企画に触れて、芹ヶ谷公園の目指す将来像を感じているようでした。