電車の整備のおしごとを知ろう!

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放送日2025年08月03日~

電車の整備のおしごとを知ろう!

稲城市

7月29日(火)、稲城市若葉台の京王電鉄 若葉台車両基地で、「電車の整備のおしごとを知ろう!」と題したイベントが行われました。

これは、子どもたちに京王グループの様々な仕事を体験してもらう「京王キッズおしごと隊」のひとつとして行われたものです。中でも、電車の車両整備を見学する今回のプログラムは毎年人気で、今年もおよそ500組の応募の中から抽選で選ばれた30組の親子が、午前と午後の部に分かれて参加しました。

はじめに、京王電鉄の車両の説明を受けた皆さんは、早速、整備が行われる工場へと移動します。

一行が最初に訪れたのは「車体作業場」。この場所では、電車の安全点検のため、定期的に電車を車体と車輪の部分に分けて検査・整備を行っています。この日は、大きなクレーンで持ち上げた車体を、車輪と連結する作業が行われ、参加した皆さんは、その迫力ある様子に見入っていました。

続いて訪れたのは、車両の様々な部品の整備・点検を行う場所です。ここでは、電車の出力・速度などを制御するマスターコントローラー、通称「マスコン」の操作や、電車の行先案内板を変更する体験などが行われ、子どもたちの人気を集めていました。

一行は、他にもモーターや車輪、電車に電気を取り込むための装置「パンタグラフ」の整備・点検を行う場所を見学。

そして、最後は、特別に用意された5000系車両「京王ライナー」の見学が行われ、運転室に入って、非常通報ボタンを押した乗客と通話する体験をしたり、座席の向きが自動で変わる様子を間近で見たりと、この日だけの貴重な体験に、子どもたちは嬉しそうな表情を浮かべていました。