鶴牧5丁目新西町会 夜間防災訓練

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放送日2025年07月30日~

鶴牧5丁目新西町会 夜間防災訓練

多摩市

7月26日(土)、多摩市鶴牧5丁目付近で、「夜間防災訓練」が行われました。
鶴牧5丁目の住民らで組織する「鶴牧5丁目新西町会」では、12年前から、大規模災害や地震の発生時に備えて、昼間に町内での防災訓練を実施していましたが、災害はいつ発生するか分からないということで、今年は初めて、夜間の防災訓練が行われました。

今回の訓練は、夜間に地震が発生し、近隣住宅で火災が起きたという想定のもとで行われ、開始時刻の午後8時には、住宅地に火事を知らせる声が響きました。
周辺の住民に火災の発生を周知した後は、防災倉庫の中にある「スタンドパイプ」と呼ばれる放水用の筒を外にある消火栓まで運びます。
その後、20メートルのホースを、「スタンドパイプ」にしっかりと結合したら、火災があった家屋まで、ホースをつぎ足して延長していきます。
「スタンドパイプ」から火元までの距離が長く、また、夜間で視界が悪いため、皆さんは、慎重かつ迅速に作業を進めていました。

大きな掛け声とともに放水が開始され、家屋に向かって水が勢いよく発射されます。
その後は、場所を移してホースを使った放水体験が行われました。
参加した皆さんは、水の勢いに負けないよう、しっかりとホースを構えて訓練に臨んでいました。

午後9時、すべての訓練が終わると、多摩消防署多摩センター出張所の中山所長をはじめ、関係者からの講評が行われ、今年の防災訓練も無事終了しました。