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放送日2025年07月09日~
令和7年度社会を明るくする運動 再犯防止講演会
多摩市
7月4日(金)、多摩市関戸の関戸公民館で、「令和7年度 社会を明るくする運動 再犯防止講演会」が行われました。
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない安全・安心な地域社会を築くため、全国的に行われている取り組みです。
この日は、再犯防止の必要性を多くの人に知ってもらおうと講演会が行われました。
はじめに、多摩市社会を明るくする運動推進委員会で推進委員長を務める阿部市長より挨拶がありました。
講演会は三部構成で行われ、第一部では、東京保護観察所立川支部支部長の吉原直深さんが講師を務め、社会を明るくする運動の意義や、再犯防止の取り組みなどについて話がありました。
講演のなかで吉原さんは、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会づくりへの理解を呼び掛け、「犯罪歴のある人の社会復帰支援には、多くの人の理解や地域の支えが重要」と活動の大切さを話しました。
続いて第二部では、多摩中央警察署少年第1係の五十嵐係長による「防犯教室」が行われ、近年増加しているSNSを利用した犯罪について、映像を交えながら、被害に遭わないための対策などが紹介されました。
また、第三部では、日野・多摩・稲城地区保護司会の遠藤さんが、日頃、市内の中学生を対象に行っている出前授業の内容を披露し、再犯防止の重要性や保護司の活動について紹介した授業の内容に、参加者のみなさんは熱心に耳を傾けていました。
最後に、日野・多摩・稲城地区保護司会多摩分区長の川井さんが登壇し、会場の参加者に対して、あらためて再犯防止への地域の協力を呼びかけました。