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放送日2025年07月09日~
稲城市消防本部 消防職員採用説明会
稲城市
7月2日(水)、稲城市東長沼の稲城消防署で、来年4月の採用に向けた「稲城市消防本部 消防職員採用説明会」が開かれました。
稲城市消防本部は、島しょ部をのぞき、都内では唯一の市町村が運営する「単独消防」で、現在は、職員112人が所属し、稲城市民の生命・財産を守るべく、活動をしています。
この採用説明会は、稲城市消防本部に興味を持ってもらおうと初めて開催されたもので、市内外から約20人が参加し、はじめに消防総務課の職員から稲城市消防本部の歴史や特徴などについて説明がありました。
続いて、2つのグループに分かれて庁舎見学が行われました。
救急車やポンプ車が並ぶ車庫では、
様々な車両の特徴や用途が説明され、職員からは、「取り扱いの方法をしっかりと覚えておかないと、自分が負傷してしまうこともあります」などと話があり、参加した人たちは気を引き締めた様子でその説明に耳を傾けていました。
また、参加した人たちは「食堂」にも案内され、
消防職員は泊まり勤務があるため、夕食は当番制で、20人分ほどの食事を自分たちで作っていることなどが紹介されました。
その他、119番通報を受ける「通信指令室」の見学も行われ、「職員が人事異動で市外に出ることが無いので稲城市の土地に詳しくなり、通報を受けたら迅速に現場を把握し指令を出せます」などと話がありました。
最後は、質疑応答の時間が設けられ、救助隊員や救急救命士として活躍する職員が、参加者からの様々な質問に答えました。
中には、「きついことは何か?」という問いもあり、職員の皆さんは、真剣な面持ちで日々の活動をふり返っていました。
参加した人たちは、第一線で働く消防職員の言葉に、感銘を受けた様子で聞き入っていました。