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放送日2025年07月06日~
都立桜ヶ丘公園 きのこ観察会
多摩市
6月29日(日)、多摩市連光寺の都立桜ヶ丘公園で、「きのこ観察会」が行われました。
今回で2回目の開催となるこの観察会は、より多くの人に、公園の動植物について関心を持ってもらおうと都立桜ヶ丘公園が主催したもので、集合場所には、「きのこ」に興味や関心がある21人の参加者が集まりました。
観察会の講師を務めるのは、「東京きのこ同好会」の皆さん。はじめに、「東京きのこ同好会」の鈴木さんからきのこの生え方の性質などの説明を聞いたあと、早速、園内の「きのこ探し」に出発です。
途中、鈴木さんから、「きのこは、木の根元によく生えている」という説明があり、参加者の皆さんは、足元を注意深く観察しながら、次々と、きのこを発見していきました。そして、こちらの場所では、「カニノツメ」と呼ばれるきのこの群生が見つかり、鈴木さんから解説がありました。
スタートから2時間。きのこ探しを終えた皆さんは、発見した様々な「きのこ」を判別する作業を行います。参加した皆さんは、きのこを細部まで観察したり、持参した図鑑と見比べたりしながら、採取したきのこの判別を行っていきます。
今回の観察会では、食用として知られる「キクラゲ」や、毒性があるとされている「ツルタケ」の仲間、切り込みを入れると、切り口が青く変色する「イロガワリ」と呼ばれるきのこの仲間など、およそ30種類のきのこが見つかりました。
判別の作業を終えたあとには、鈴木さんから、採取したきのこの詳しい解説が行われ、参加した皆さんは熱心に耳を傾けていました。