しょうぶ・あじさいまつり

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放送日2025年06月11日~

しょうぶ・あじさいまつり

町田市

「町田薬師池公園 四季彩の杜」にある薬師池とえびね苑では現在、「しょうぶ・あじさいまつり」が開催されています。

これは、花しょうぶとあじさいが見頃を迎える毎年この時期に行われ、美しい花を一目見ようと市内外から多くの人が集まる人気のイベントです。
この時期、薬師池には175品種およそ2,200株の花しょうぶが、えびね苑では17種類およそ5,000株のあじさいが開花します。
取材に伺った7日(土)、薬師池では1,000株以上の花しょうぶが開花していて、来場者の目を楽しませていました。

花しょうぶは江戸時代に、原種である「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」を改良して様々な品種が生み出され、原種に近いと言われる「江戸系」や、大きな花を咲かせる観賞用に適した「肥後系」の他、外側の花弁が深く垂れ下がりやさしい雰囲気のある「伊勢系」などに分類されます。
薬師池では、これらの花しょうぶの三大系統に加えて、山形県長井市で発展した「長井系」という品種なども栽培され、花しょうぶの奥深さが楽しめるように展示されています。
会場を訪れた皆さんはスマートフォンや大きなカメラを使って、思い思いに花しょうぶを写真に収めていました。

そして、花しょうぶ田の周りに咲くあじさいも、まもなく見頃を迎えます。
薬師池にはおよそ1,000株のガクアジサイやセイヨウアジサイが植えられていますが、鎌倉街道を挟んで反対側にある「町田えびね苑」でも、およそ5,000株のあじさいを鑑賞することが出来ます。

今年から通年開放されている「町田えびね苑」ですが、取材に伺った時点では薬師池よりも多くのあじさいが開花し、苑内の斜面には青や紫の美しい花が咲き誇り、来場した皆さんの目を楽しませていました。