自動走行ロボットを使ったコンビニ商品配送の実証実験

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放送日2025年06月08日~

自動走行ロボットを使ったコンビニ商品配送の実証実験

八王子市

八王子市の南大沢エリアでは、先月から、自動走行ロボットによるコンビニ商品配送サービスの実証実験が始まっています。
これは、東京都が地域や協力企業などと共同で進めている、南大沢エリアでのスマートシティ実証実験のひとつとして行われたもので、今回は、コンビニ大手、セブン-イレブンの商品を、自動走行ロボットが、自宅などの前まで配送します。
5月19日から始まったこの実証実験は、自動走行ロボットの開発などを手掛けるスタートアップ企業「LOMBY株式会社」と「株式会社セブン-イレブン・ジャパン」「スズキ株式会社」の連携によるもので、対象となるセブン-イレブンの2店舗を中心とした南大沢の配達エリアで実施されます。

利用者が、セブン-イレブンのデリバリーサービス「7NOW」から注文を行うと、商品搭載後にロボットが店舗を出発。
最大、時速6キロで走行し、配送のルート上では、歩行者や障害物をよけるほか、信号機や横断歩道もカメラやセンサーが検知し、停止や発進などを自動で行います。

今回の実証実験で使用される屋外型自動走行ロボットは、スズキの電動車いすをベースにした台車を活用していて、坂道などが多い場所でも安定した走行ができ、丈夫で安全な足回りを特徴としているということです。
実証実験は、南大沢エリアのセブン-イレブン2店舗で来年2月末まで行われ、東京都では、今後もこうした取り組みをさらに進めていきたいとしています。