多摩市定例記者会見

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放送日2025年06月04日~

多摩市定例記者会見

多摩市

5月30日(金)、多摩市関戸の多摩市役所で、「多摩市定例記者会見」が行われました。
今回は、「災害時通信機器レンタル協定について」「低所得世帯へのエアコン購入費等の最大10万円助成について」「地域協創市民活動事業補助金制度について」「令和7年第2回多摩市議会定例会の主な議案について」発表がありました。

まずは、「災害時通信機器レンタル協定」の締結についてです。
これは、災害などで既存の通信インフラが利用不能となった場合に衛星通信を使った資機材一式をレンタルすることで、業務継続体制を強化するというもので、通信機器レンタルサービスを行う、株式会社トレミールと多摩市との間で協定が締結されました。
この協定は、都内でも2例目ということで、災害などの際に多摩市は、衛星インターネットサービスのスターリンクやスマートフォン、タブレット端末などを含む通信資機材一式を無償でレンタルすることができ、イニシャルコストやランニングコストの節約につながるということです。
協定書を取り交わした二人は、今後への思いを次のように語っていました。

続いて、「令和7年第2回多摩市議会定例会」についてです。
6月5日から開会される令和7年第2回多摩市議会定例会では、補正予算1件、人事2件、条例7件など、合計25の案件等が上程されます。
令和7年度6月補正予算では、昨年度に実施した街路樹診断において倒木リスクが高いと診断された乞田川沿いのサクラの伐採費用や、老朽化した桜ヶ丘コミュニティセンター改修工事の費用など、
あわせて9億3,707万円を計上し、補正後の一般会計予算額は694億2,258万9千円となります。

続いては、「アイスランドウィークの開催」についてです。
多摩市は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でアイスランドのホストタウンとなったことをきっかけに文化交流をスタートし、これまで様々なイベントを行っています。
なかでも、アイスランドの独立記念日に合わせて毎年アイスランドの文化や食べ物などを紹介するイベント「アイスランドウィーク」を行っていて、今年は、6月14日(土)から22日(日)までの日程で開催されることになりました。
今年は初めての試みとして、「多摩市アイスランド風まちバル」が開催され、期間中、多摩センター・聖蹟桜ヶ丘エリアの飲食店では、アイスランドでよく食べられている「ラム肉」や「タラ」「サーモン」などを使用したメニューが提供され、アイスランドの食文化を体験できるということです。

そのほか会見では、幼稚園・保育所などが一堂に会するイベント「たまこどもフェス」や、「せいせきカワマチオープンデイ」など、今後、市内で行われる催し物について、発表がありました。