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放送日2025年05月07日~
わんぱく相撲 多摩どまんなか場所
多摩市
5月3日(土)、多摩市落合のパルテノン大通り十字路で、「わんぱく相撲 多摩どまんなか場所」が行われました。
多摩市では、実に18年ぶりの開催となる、この「わんぱく相撲」。
去年、稲城市で開催された「わんぱく相撲」に携わった多摩青年会議所のメンバーが、頑張る子どもたちの姿を見て、「ぜひ、多摩市でも開催したい」という思いを強くし、今回、「多摩どまんなか場所」として、わんぱく相撲が開かれることになり、会場には、市内の小学1年生から6年生まで、およそ30人の「わんぱく力士」が集まりました。
はじめに行われた開会式では、多摩青年会議所の寺澤理事長や、阿部市長から挨拶がありました。開会式の後には、このイベントに協力している、国士舘大学相撲部の皆さんによる相撲の稽古が行われ、子どもたちは、「すり足」や「ぶつかり稽古」などをして、これから行われる取組に向けての準備をしていました。
そして午後1時、いよいよわんぱく力士たちによる取組が始まります。
取組は、男女と学年別に総当たり戦で行われ、はじめに、小学1年生から3年生の子どもたちが土俵に上がりました。この日、参加した子どもたちの多くは、相撲をとるのが初めてということで、目の前の相手を倒そうと、土俵の中を駆けまわったり、懸命に押し出そうとする姿に、会場からは大きな声援や拍手が送られていました。
続いて行われた、小学4年生から6年生の取組では、体の大きな子も増え、相手の回しをつかんだり、押し出されまいと土俵際で粘るなど、子どもたちの白熱した戦いが繰り広げられました。なかでも、注目を集めていたのが、6年生の女の子。
相撲経験者ということで、今回の大会では、すべての取組に勝利して、見事優勝を飾り、表彰式では、誇らしげな様子で、賞状を受け取っていました。
今回、4年生から6年生の部で優勝した子どもたちは、今年6月に行われる「わんぱく相撲 東京都大会」に多摩市代表として出場するということです。