都内初!大型自動運転バスの実証運行開始

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放送日2026年01月21日~

都内初!大型自動運転バスの実証運行開始

多摩市

多摩市では、1月10日(土)から都内で初めてとなる大型自動運転バスの実証運行に取り組んでいます。
現在、多摩市内の路線バスは、深刻化する乗務員不足により路線網の維持が困難になっており、大幅な減便を余儀なくされています。
こうした課題に対応するため、市では、京王電鉄バス株式会社とシステム・車両提供会社のA-Drive株式会社の3者でコンソーシアムを組み、自動運転バス導入に向けた検討を行うことになり、今月9日には、パルテノン多摩・市民ギャラリーで、自動運転バスの「出発式」が開催されました。

挨拶に続いて、パルテノン多摩の1階では、テープカットが行われ、出席者の皆さんは、本格的な自動運転バス導入に向けた意気込みを新たにしている様子でした。

多摩市が今回取り組むのは、「レベル2」と呼ばれる自動運転の技術を使った大型バスの実証運行で、運行ルートは、多摩センター駅から鶴牧エリアを循環するバス路線です。
この日は、出発式に続いて関係者による試乗会も行われ、多摩センター駅から大型自動運転バスに乗車してその乗り心地を体感しました。

このバスには、前後左右の合計7か所にカメラが付いていて、これによって全方位の状況を把握しながら自動運転することが出来ます。
また、車内に設置されたモニターには、前方のカメラ映像や、3Dの地図データなどが表示され、バスが歩行者や車両・障害物などの物体を認識しながら自動走行する様子が確認できます。

この日も、横断歩道のある交差点を曲がるルートが数か所ありましたが、歩行者や自転車を認識して安全に運行していました。
また、途中には、自動で車線変更する場面もあり、参加した皆さんは、そのスムーズな運行に驚いた様子を見せていました。

しかし、バス停と交差点までの距離によっては自動で車線変更出来ない箇所もあり、今回の実証運行では、こうした結果も踏まえて課題を洗い出していきたいとしています。
多摩市では、今後も自動運転バスの導入に向けた検討を続け、令和9年度には、「レベル4」と呼ばれる特定条件下における完全自動運転が可能な車両の運行を目指していきたいとしています。