令和7年度 自衛消防操法大会

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放送日2025年11月05日~

令和7年度 自衛消防操法大会

多摩市

10月29日(水)、多摩市永山の多摩ニュータウン市場で、「令和7年度 自衛消防操法大会」が行われました。
この大会は、多摩市内の事業所や団体などでそれぞれ組織されている自衛消防隊の日頃の訓練成果を披露し、災害時における行動力強化につなげてもらおうと、毎年開催されているもので、今年は26の事業所から28隊が参加しました。

この日ははじめに、開会式が行われ、関係者からの挨拶がありました。
開会式の後は、いよいよ、操法大会の開始です。
今回は、地震発生に伴い、施設内での火災が起きたという想定のもと、3人1組の自衛消防隊が、施設利用者の避難誘導や、119番通報、消火器や屋内消火栓を使った消火活動にあたります。

大会では、消火栓の種類などで分類された6つの部門で消防操法の審査が行われます。

普段は多摩ビジネスセンター館内の警備などの安全管理業務を行っている「三菱UFJ銀行 多摩ビジネスセンター自衛消防隊」の皆さんは、緊迫感を感じさせる避難呼びかけや動きを見せ、迅速に対応していました。
また、女性のみで構成された「あい介護老人保健施設」の自衛消防隊の皆さんは、普段は老人保健施設で、介護士や理学療法士として働いているとのことでしたが、操法大会では、これまでの訓練成果を発揮し、懸命に消火活動にあたっていました。
その他にも、多摩市役所やサンリオピューロランド、地域の病院など、幅広い業種の事業所から参加していて、どの出場団体も、緊張感をもって一つ一つの動作を丁寧かつ、迅速に進めていました。

すべての団体の操法演技終了後には各部門の表彰式が行われ、賞状と盾を受け取った受賞団体の皆さんは、誇らしげな表情を浮かべていました。