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放送日2025年10月26日~
八王子市記者会見
八王子市
10月23日(木)、八王子市元本郷町の八王子市役所で、「八王子市記者会見」が行われました。
今回の会見では、「市職員の通勤手当不正受給について」の説明があり、冒頭、初宿市長が2人の副市長らとともに、陳謝しました。
八王子市では、昨年9月に発覚した豊島区職員の通勤手当不正受給の報道を受け、市職員の実態調査を行ったところ、97人が通勤手当を不正に受給していたことが判明しています。
これまでの調査の結果、不正受給額の総額は、約915万円にのぼり、不正受給をしていた期間は、最長で5年6か月、不正受給金額は、最高で49万1,778円であったことが分かり、不正受給をしていた職員97人のほか、その管理監督責任を負う管理職と、両副市長の合わせて108人に対して、10月23日付けで、処分等が行われたことが発表されました。
具体的な内容としては、不正受給が確認された97人のうち、11人に対して、停職や戒告などの懲戒処分を、19人に対して、文書訓告を、58人に対して、厳重注意の人事措置を行ったということです。
なお、97人のうち、9人はすでに退職をしているということです。
今回、職員の大量処分となったことについて改めてその背景を問われると、初宿市長は、「社会規範意識や公務員倫理の欠如」があったのではないかと陳謝していました。
また、市長自身の責任についても「非常に重く受け止めている」と自戒の言葉を述べていました。
八王子市では、職員の意識改革を進めるとともに、今後、第三者による検証を実施し、再発防止策として各手当の届け出内容と実態との確認の徹底や、職員の人事管理を適切に行うための条例等の見直しなどを検討していくということです。







