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放送日2025年08月03日~
特別展「ますむらひろしの銀河鉄道の夜~完結編」
八王子市
八王子市八日町にある八王子市夢美術館では、現在特別展「ますむらひろしの銀河鉄道の夜 完結編」が開催されています。
漫画家のますむらひろしさんは、1952年に山形県で生まれ、初めて描いた作品「霧にむせぶ夜」で手塚賞 準入選を果たして以降、様々な作品を生み出しています。
この展覧会は、ますむらさんが40年の歳月をかけて挑んだ宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」を漫画化した作品を紹介するもので、会場には、およそ170点の原画などが展示されています。
「銀河鉄道の夜」は、少年ジョバンニが、親友のカンパネルラと銀河鉄道の旅をする物語ですが、ますむらさんの漫画での主人公は、擬人化した猫。
ジョバンニが、様々な登場人物と出会い、旅する姿が色彩豊かに描かれています。
その原画の数々は、ジョバンニが暮らす「街」の場面と、銀河鉄道に乗ったあとの場面に分けて展示されています。
このうち、銀河鉄道の旅の始まりに登場する「銀河ステーション」のシーンを中心としたコーナーでは、
物語の中に登場する「黒い鉄道線路図」も展示され、これからどのように銀河鉄道が進んでいくのかが分かるようになっています。
また、ジョバンニがカンパネルラと河原を走っている場面も紹介されていました。
このシーンは、宮沢賢治の原作には、克明に記されているものではないそうですが、美しく描かれた光を浴びたような風景が訪れた人たちを「銀河」の世界へといざないます。
その他にも、会場内には、作品に至るまでの下書きの絵「作画検討用スケッチ」も紹介され、ますむらさんがどのように作品と向き合ってきたのかを知ることが出来ます。
訪れた人たちは、貴重な展示を通して、ますむらひろしさんの銀河鉄道の夜の世界を思い思いに鑑賞している様子でした。
特別展「ますむらひろしの銀河鉄道の夜~完結編」は、8月31日(日)まで、八王子市夢美術館で開かれています。