八王子市定例記者会見

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放送日2025年07月16日~

八王子市定例記者会見

八王子市

7月9日(水)、八王子市元本郷町の八王子市役所で、「八王子市定例記者会見」が行われました。
今回は、
・「子どもたちの安全・安心のために」~都内初 法改正の内容を入れた自転車安全教育を学習用端末で開始~、・26市初「自動運転バス」の通年運行を実現へ、8月12日に環境部の組織を改正~環境学習推進課を新設~ について発表がありました。

まずは、「学習用端末を利用した自転車安全教育」についてです。
八王子市では、来年4月から施行される、自転車の交通違反に対するいわゆる「青切符」制度を前に、市内の小中学生を対象とした安全啓発活動を、今月11日から開始しました。
内容としては、学習用タブレットを利用して、子どもたちにクイズ形式で自転車を安全に乗るためのルールを学んでもらうというものです。
クイズは、市の教育委員会が作成し、学年に応じて難易度が異なる3種類のものが用意されています。
初宿市長は今回の取り組みの狙いについて、「子どもたちが交通違反をすることなく、事故にあわずに自転車を利用してほしい」と語りました。
市は、夏休み中の自転車事故を減らすため、今月中にこのクイズに取り組んでもらうよう、各学校に周知していくということです。

続いては、「自動運転バスの運行に向けた取り組み」についてです。
今年の8月23日(土)から31日(日)までの期間、八王子市内の高尾駅北口周辺では、「レベル2」と呼ばれる、運転手搭乗型の自動運転バスの実証実験が行われます。
今回の実験は、都から委託を受けた西東京バス株式会社が運行を行い、高尾駅北口から高尾台住宅までの片道およそ2.6㎞の区間を走行します。
使用される自動運転バスには、万が一の際に緊急停止等ができるよう運転手が搭乗し、午前10時から午後4時30分までの間、一時間に2本のペースで運行されます。
この実証実験の結果を受けて今年12月からは、26市では初となる自動運転バスの通年運行を行い、将来的には、「レベル4」と呼ばれる、特定条件下における完全自動運転の実現を目指していくということです。