八王子環境フェスティバル

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放送日2025年06月22日~

八王子環境フェスティバル

八王子市

6月15日(日)、八王子市明神町の東京たま未来メッセなどを会場に、「八王子環境フェスティバル」が行われました。
このイベントは、「はちおうじの環境をみる・きく・考える」をテーマに、環境省が提唱する6月の「環境月間」に合わせて毎年行われているもので、今年で30回目を迎えます。オープニングセレモニーでは、初宿市長や萩生田衆議院議員などが出席して、あいさつを述べました。

メイン会場となる東京たま未来メッセには、企業や学校、市民団体など、70以上の団体によるブースが並び、地域での環境保全活動や、企業の環境問題に関する取り組みなどが紹介されていました。

こちらの、「八王子由木メカイの会」のブースでは、里山保全のために伐採された篠竹を使って作る「メカイ」の製作実演が行われていました。このメカイの製作技術は、2023年に東京都の無形民俗文化財に指定されており、訪れた人は、細かな竹を編み込んでいく様子に興味深そうに見入っていました。

また、ごみの減量を訴えるこちらのブースでは、参加者体験企画として、流れてくるごみの分別を行うゲームや、ごみ処理場にある巨大クレーンを模したミニクレーンの操作体験などが行われ、子どもたちの人気を集めていました。他にも、太陽の力を使ってモノが動くことを知ってもらおうと、ソーラーカーの工作体験や、地球温暖化を防止するためにできることを学べるクイズなど、市内外の団体による様々なブースが並び、子どもから大人まで、楽しみながら環境問題について考える良い機会になっている様子でした。