多摩ウィンドフィルハーモニーオーケストラ ファミリーコンサート2025

現在放送中

放送日2025年06月01日~

多摩ウィンドフィルハーモニーオーケストラ ファミリーコンサート2025

八王子市

5月25日(日)、八王子市南大沢の南大沢文化会館主ホールで、「多摩ウィンドフィルハーモニーオーケストラ ファミリーコンサート2025」が開催されました。

多摩ウィンドフィルハーモニーオーケストラは、1994年に結成された市民吹奏楽団で、現在は、高校生から60歳までのおよそ40人のメンバーが地域での演奏活動を行っています。
中でも、特に力を入れているのが、年に2回のコンサートの開催で、そのうちのひとつであるこのファミリーコンサートは、団の結成当初から毎年続けられている伝統ある催しです。

この日のコンサートは二部制で行われ、第一部では、吹奏楽のために作られたという行進曲「マリーン・シティ」や、アイルランドの伝統音楽とダンスを融合させた「リバーダンス」のために作曲された楽曲など3曲が披露され、軽快なリズムと躍動感あふれる演奏に、観客の皆さんは、じっくりと聞き入っていました。

第二部では、「猫」をテーマにした楽曲の数々が演奏されました。
なかでも、ミュージカル『キャッツ』の名曲を集めたメドレーでは、劇に登場する個性豊かな猫たちが音楽で表現され、会場に集まった皆さんは舞台さながらの華やかな雰囲気と美しいメロディに、引き込まれているようでした。
そして、子猫の走り回る様子や鳴き声がかわいらしい、その名も「踊る子猫」というワルツの曲や、アニメ映画『猫の恩返し』の主題歌などが披露された他、アンコールでは、人気アニメ『ドラえもん』の主題歌の演奏もあり、誰もが知っているおなじみの曲に、客席は大いに盛り上がり、コンサートは無事に幕を下ろしました。