アイスランドの首都・レイキャビク市長が多摩市訪問 友好関係構築に関する覚書締結

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放送日2025年06月01日~

アイスランドの首都・レイキャビク市長が多摩市訪問 友好関係構築に関する覚書締結

多摩市

5月28日(水)、アイスランドの首都、レイキャビク市の市長が多摩市を訪れ、友好関係構築に関する覚書を締結しました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催時に、多摩市がアイスランドのホストタウンになったことをきっかけに両市の交流が始まり、その友好関係は、現在も様々な形で続いています。

今回の覚書締結は、レイキャビク市のヘイダ・ビョルグ・ヒルミスドッティル市長が、大阪・関西万博の視察のため来日していることにあわせて実現したもので、覚書の締結の前には、両市長の対談が行われました。
対談の中で阿部市長は、「ジェンダー平等が最も進んでいる国として知られるアイスランドから多摩市も色々なことを学んでいきたい」と語り、子育てと仕事を両立させる仕組みづくりなどについて、ヘイダ市長に問いかけていました。
これに対し、ヘイダ市長は、「男女平等の社会を実現するためには、福祉的なシステムを持つことが重要」と話し、レイキャビク市が、行政として力を入れていることについて紹介していました。

続いて、友好関係構築に関する覚書への署名が行われ、両市の市長からは、今後に向けての思いが語られました。
そして、覚書に、それぞれ署名をすると、今後の交流に向けて決意を新たにしている様子でした。

最後に行われた記念品の交換では、レイキャビク市から、絵本とキャンディが、多摩市からは、ハローキティのぬいぐるみと多摩市の風景を収めた写真集が贈られ、それぞれ心のこもったプレゼントを受け取ると、両市の市長は、笑顔を見せていました。