多摩市詩吟連盟 令和七年 春季大会 健康講話 詩吟×健活

現在放送中

放送日2025年04月20日~

多摩市詩吟連盟 令和七年 春季大会 健康講話 詩吟×健活

多摩市

4月13日(日)、多摩市関戸の関戸公民館 ヴィータホールで、「多摩市詩吟連盟 令和七年 春季大会 健康講話 詩吟×健活」と題したイベントが行われました。
1974年に設立された多摩市詩吟連盟は現在10団体からなり、それぞれの団体には合計80人を超える会員の皆さんが所属し、日頃の練習や市内行事の参加などを通して、「詩吟」の普及に努めています。
毎年の恒例行事として詩吟大会を開催していますが、今年は、健康長寿をテーマに、詩吟と健康に関する新たな企画が行われました。

イベントでは、はじめに、詩吟を披露する皆さんにとって重要な「呼吸法」に着目した健康講話が行われました。
講師をつとめた、医師で医学博士の根来秀行さんが提唱する「4・4・8呼吸法」の紹介がありました。
この呼吸法は鼻から4秒かけて息を吸い、4秒間息をとめ、8秒かけて息を吐くというサイクルを繰り返すもので、近年の研究により自律神経のバランス調整や血圧の改善など心身に多くの好影響をもたらすことが明らかになっているということです。
その他、健康長寿において重要な「睡眠」に関する話もあり、会場の皆さんは真剣な表情で話に聞き入っていました。

また、新たな企画としてもう一つ行われたのが、こちらの「健康測定」です。
ここでは、詩吟をする際に必要な「腹式呼吸」に着目し、その呼吸法が身体にどのような効果をもたらしているかを知る目的で「動脈硬化度・血圧測定」や「ストレス度測定」など4種類の健康測定が行われました。
この日は、自律神経の2つの要素である交感神経と副交感神経のバランスを測る健康測定なども行われ、多くの来場者が体験していました。

そして、講話や測定のあとは、いよいよ会員の皆さんによる詩吟の披露です。
会員のみなさんは、尺八の音に合わせて伸びやかに吟じました。
この日は、大人の発表に加え、東寺方小学校の4年生と5年生の児童による詩吟の披露もあり、多くの保護者の皆さんが見守る中、子どもたちが最後まで披露すると客席からは大きな拍手が送られていました。